「ポレポレ英文読解」は英検準1級にオススメな英文解釈の参考書

久々にポレポレ英文読解をやり直してみました。この参考書はほんとうに難しいと感じています。

特殊な英文法とか出題され、省略や倒置などトリッキーな問題も多く取り扱っています。しかしながら、英語の深みにハマっていき、すこしクセになるような面白さを持っている参考書だと思います。

今回は、英文解釈を勉強して、英文読解の上級者を目指す人にオススメな「ポレポレ英文読解」を紹介します。

取り組んでみて、良かったこと、オススメできるタイプなどが分かってきたので、まとめておきたいと思います。一言で言ってしまえば、とにかく「英語の能力を伸ばしたい人にオススメ」ということです。

もちろん、このブログのメインテーマである英検準1級にもおすすめできる秀逸な教材です。

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ポレポレ英文読解プロセス50

ポレポレ英文読解は、予備校として有名な「代々木ゼミナール」が企画・販売している参考書シリーズ「代々木ライブラリー」から発売されている、英文を詳細に理解する「英文解釈」のために書かれた参考書です。

この参考書、じつは1993年に発売されていて、とても息の長い参考書なのです。

英文解釈と呼ばれる分野は、英文読解の中でもかなり重要な役割をになっているので、この参考書には私もお世話になりました。著者は「西きょうじ」さんという方で、最近は東進ハイスクールに在籍しています。甲陽学院で中高を過ごし京大を卒業しました。

その後から予備校での英語講師歴は、なんと30年もなるそうです。大ベテランの先生ですね。

著書には「英文読解入門」「ポレポレ英文読解」「英文法の核」など、英語に関する書物を数多く執筆している著名な先生です。

 

「ポレポレ英文読解」の感想

ポレポレ英文読解を早速やってみた感想は、「やっぱり難しい」と「分かりやすい」の2つだと思いました。

出題されている英文も難しいです。複雑な箇所が選別されています。それによって、以下の3つの効果があったと感じています。

1.複雑な構文や文法への耐性
2.詳細な解説で文章がわかった
3.翻訳家の気分に慣れた

それぞれについて、簡単に説明していきます。

 

1.複雑な構文や文法への耐性

とにかく問題がむずかしい。問題とされている例文は、複雑な箇所が選ばれて出題されています。

何気なく読む英文やニュースとは、文法的にも内容的にも一味違った英文のレベルを楽しむことができます。読むのは良いのですが、構文レベルに落とし込んで理解するのはとても大変な作業です。難しい問題と対峙していく中で、より複雑な構文や英文への耐性がついたと感じました。

難しい英文を読みこなしていただけで、英文への持久力が身につきます。この持久力の強化こそが英文読解のスキルを更にステップアップしてくれると感じました。

 

2.詳細な解説で理解できる

ポレポレ英文読解の特徴の一つとして挙げられるのが、詳細な解説です。ただ文章で解説を羅列するのではなく、矢印や下線を使うことで、単語と単語の繋がりを可視化できるようになっています。

単語がどのように関係しあっているのかなど、「単語と単語の繋がりを明確に理解」できる工夫がされているので、文章を一つ一つをより詳しく、丁寧に読み解く方法を学ぶことができます。

そうした視覚的な効果も相まって、英語の文章をカタマリとして理解できるようになります。

 

3.翻訳者の気分になれる

そして大事なのが、翻訳者のような気分になれるということです。

文と文を読みながら、適切な日本語に訳していくのが本書の目的です。難しい英文と取っ組み合いをしながら、少しづつ英語の訳し方を覚えていくような感じです。

その過程で思ったのが、翻訳家ってこんな感じに仕事をしているのか・・・ということ。

単語の意味を考えたり、繋がりを考えて訳をつくっていったり、表現をこなれた日本語に書き換えたり。
レベルの高い英語を訳すことの難しさが、身に染みてわかります。これも経験の一つですし、英語の持久力をつけるという意味では大切です。

適度な難しさの英文に全力でぶつかっていくことが、英語力を向上させるヒントなのかな、と感じています。

一歩踏み込んだ英語力、難しい英文に触れて成長したい、という人にオススメできる参考書だと感じました。

 

「ポレポレ英文読解」にオススメな人

実際に「ポレポレ英文読解」に取り組んでみて「こんな人にオススメできる」というのが分かってきましたので、「ポレポレ英文読解」をオススメしたい人について紹介します。

  • 資格試験や留学に備えたい人
  • 新聞や論文、雑誌を読んでみたい人
  • 英語で飯を食べたい(職業にしたい)人

の3種類の人には、ポレポレ英文読解を自信を持ってオススメすることができます。

 

資格や留学を考える人

難しい英文に取り組むので、留学することを考える人に向いています。

留学先では、数多くの論文や難しいテキストを読み込んだり、自らレポートを書いたりと、かなりの英語力が求められます。

量と質を両立しなくてなならない世界です。そんな世界へ飛び込む前の、留学の下準備として「ポレポレ英文読解」に取り組んでおけば、留学にスムーズに入れるのではないかと思います。

英語をカタマリとして理解して、難しい構文に耐性を付けておくことはとても大切なことだと思います。

また、資格取得を目指す人にも向いています。試験の長文問題で問われる箇所は、たいてい複雑な単語や表現、文法が用いられている場所でもあります。そう考えると、一つ一つを丁寧に理解していく訓練が積める「ポレポレ英文読解」は、最高の練習問題となるでしょう。

そうした資格のために取り組んでおくと、自身の英語力も、合格率も一歩前進できるのではないかと思います。

 

新聞や論文、雑誌を読んでみたい人

ポレポレ英文読解をしっかりと読破することで、多少難解な英文を読みこなせるようになります。

そうしたポレポレ英文読解の特徴から、英語の新聞や論文など、少し難しい文章にチャレンジシてみたい人、または海外の雑誌などにチャレンジシてみたい人などにオススメといえます。

ポレポレ英文読解では、あえてそうしたレベルに合わせた文章を選定しているのではないかと思うほど、文章のレベルが高いのです。

TOEICや英検に出題される文章と比べると、確実な高地トレーニングと言えるほどです。

しかしながら、もしあなたが1冊をやりきることができるのであれば、一歩踏み込んだ英語力を身につけることができるでしょう。

このような理由から、「今読んでいる英文から一歩でも二歩でもステップアップして、新聞や論文などの英語にチャレンジしてみたい人にオススメ」できます。知識層の仲間入りをするために、文章より読み解けるようになるでしょう。

 

英語を仕事にしたい人

英語を仕事にしたい人は一度取り組んでおいたほうが良いでしょう。特に英語教師を目指す人、通訳、翻訳など。

あなた自身の持つ「英語力」を軸として生計を立てたいと考えている人にとって、「ポレポレ英文読解」はタメになることがたくさん書かれているのでオススメです。

難しい英文に取り組み、一つ一つの文章を正確に読み解くチカラがないと、この手の仕事をするのは難しいのではないかと思っています。英語教師であっても、どのレベルを担当するのかによって変わるかも知れませんが・・・。

英語を教える立場になりたい人にとって、この参考書は「備えあれば憂いなし」というレベルです。あなた自信の英語力を鍛え直す意味でも、もう一度取り組んでみると新たな発見があるかもしれません。

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上級者の読解力を身につけよう

ポレポレ英文読解は、英語を話す上級者というよりも、一歩踏み込んだ専門家になるために必要な参考書だと感じています。

というのも文章が難しすぎる。修飾・非修飾や文章の主語・術後という英語の基本レベルだけではありません。倒置文や省略文など、特殊な構造を持つ英語までを一通り学ぶことができる参考書です。

英語の文章をカタマリで解釈するためのエッセンスが、たった50題の例文に凝縮されています。

翻訳家を目指す人、英語を教えたいと思う人、通訳など、「英語の専門家」として活動したいと考えている人にはピッタリな参考書。

資格試験や留学を考える人は一回触っておくだけで、英語を読み解く能力が上がるのでオススメします。英検準1級学習では、深い英文理解力を与えてくれる「隠し味的な問題集」となるでしょう。

英語の深い世界を味わいたい人に、オススメできる1冊です。

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