英検準1級に合格するための「過去問」の使い方を徹底解説【過去問は宝の山】

英検準1級の本番に向けて過去問を解いていくのだけど、どのようにして取り組んで良いのか分からない。効率よく過去問を利用して本番の対策がしたい。

英検準1級の合格を目指す中で、このように思っている人は多いのではないかと思います。英検準1級は英検2級よりも格段に難しくなっていますし、確かに過去問を上手く利用して実力アップを図らなければ、合格は難しいと私は感じています。

そこで今回は「英検準1級の試験に向けて、過去問を利用して効率強く対策を進めていく方法」について紹介していきたいと思っています。

これから英検準1級を目指す人、試験本番を目の前に何をしていいか分からない人、基礎固めが終了して、本番対策に乗り出したい人にとって「効率的な過去問の使い方」を伝えていきます。

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英検準1級の過去問は宝の山

まず第一に、あなたが知っておくべきことは「英検準1級は宝の山」という事実です。

過去問は過去に出題された問題なため、実績のある貴重な情報源ということができます。つまり予想問題ではなく、実際に英検の運営元が作成して使用した問題、ということになります。

要するに、過去問を分析することで「出題者の意図」や「傾向」を掴むことができます

また過去問に取り組んでいく中でもうひとつ重要な点があります。それは、自分に不足している分野の差分、「現実とゴールの差」を知れるという点です。

過去問を解くときは「過去の傾向を知ること」と「今の自分と取るべき点数のギャップを知ること」の2点が最重要だと筆者は考えています。英検準1級の過去問を利用して「合格までの道のり」を逆産していくために利用することを念頭に置いてもらいたいと思います。

もちろんそれ以外にも、過去問から得られる情報は数多く存在します。

次は過去問を最大限に利用するための方法をより具体的にみていきましょう。

 

英検準1級の過去問の具体的な利用方法

英検準1級の過去問を効率よく利用する基本的な方針は「時間を測り本番同様に利用する」という、ごく当たり前のものになります。

多くの人は「時間を計って解いて、それで終わり」だと思っているかもしれません。とはいえ、「解いて終わり」では、せっかくの過去問を「最大限に利用している」とは言えません。

英検準1級の過去問は、復習を中心に行って試験問題への免疫を身につけるためるのに使用するのが最適です。また、それ以外にも様々な利用方法があるので、ぜひとも参考にしてください。

英検準1級の過去問を利用するには、以下の3つのポイントが重要になっていきます。

  • 英検準1級合格への戦略を立てる
  • 過去問を演習問題として利用する
  • 何度も解き直して、完全にものにする

それぞれのポイントについて、より詳しくみていくことにしましょう。

 

1. 現在地を知る、英検準1級への戦略を立てる

過去問を「試験日にはどれくらいの知識が必要なのか」を逆算して考えるために利用します。その為にはいくつかのステップが存在します。

  1. 時間を計って問題を解く
  2. 正答率がどれくらいなのかをみる
  3. 問題への理解度・解答のプロセスに納得できるかを考える
  4. 語彙のレベルはどうだったか?
  5. 時間内に終わったのか?

英検準1級の過去問を時間を測って試験に近い環境で問題を解けば、あなたの現在地を知ることができます。問題の解答が終了したら、答え合わせをして感想を書き出すことを忘れないでください。

  • 単語はどれくらい覚える必要があるのか?
  • 試験は難しいと感じたか?
  • 時間は余ったのか?

などなど、とにかく感じたことをそのままに書き出します。まずそこがスタート地点なのです。

そして、その計画と現在地点の情報をもった状態で試験日を設定していきます。英検準1級は年に3回の試験が行われているので、「次の試験なのか、それとも次の次を狙うのか」と具体的に目標とする日を設定します。

それを行った上で、これから必要になるものと、今あるものを照らし合わせ、勉強するべき量をスケジュールに落とし込んでいきます。

  • 単語帳は何周するのか?
  • 問題集はどれを使うか?
  • 過去問は何回解き直すのか?

こうした具体的な戦略(スケジュール)を立てることが大切です。

具体的な数字に落とし込むことができれば、あとは淡々と実行していくだけ。試験日までの日程を考えて、長期間でのプランを立て、その戦略を週・日毎に割り振っていく作業となります。

この作業は一日二日で終えることができるはずなので、計画を持った状態で学習をスタートさせるようにしましょう。

英検準1級の戦略を立てるために、学習スタート前に1回だけ解くことになりますが、ここでは「現状においてたりない部分の確認作業」が重要ポイントなので、解答と解説を読んで理解するにとどめても問題ありません。

むしろ、具体的な勉強スケジュールの落とし込みの為に利用するだけであり、はじめの段階で過去問に真剣に取り組んだとしても時間の無駄になりかねないからです。

過去問を解いた後は復習にチカラをいれるのは、基礎固めが終了して演習段階に入ったときで大丈夫です。

では、あなたが基礎固めが終了した段階として、英検準1級の過去問をより深く利用する方法を紹介しています。

 

2. 英検準1級の過去問を片っ端から覚えていく

過去問を利用して対策を進めるのであれば、過去問に出てくるものを片っ端から覚えていくことが大切です。

例えば単語や表現は、もしかしたら次回の試験に出題される可能性もあります。長文に出てくる専門用語も、何らかの形で登場する可能性があります。

つまり過去に出題されたり、長文に登場した内容は、次回以降の試験において出題・登場する確率がかなり高いということです。

  • 単語
  • 表現
  • 語句
  • 長文
  • リスニング
  • 英作文

上記のように、頻繁に利用しそうなもので、あやふやな知識や、わからなかった部分、足りないと感じた箇所、間違えた問題などは、次回以降に出題されても解答できるように覚えておく必要があります。

私は、単語や表現は「単語カード」に書き込んで、単語帳とは別に暗記していました。

実際に語彙問題では、数年後に出題されたりしていたので、過去問で登場した時点で覚えてしまうのが得策です。

また、リスニングが難しいと感じた人は、聞き取れなかった箇所や、覚えきれなかった部分をリスニング原稿と一緒に覚えておくことが必要です。長文問題でも類似した内容の問題が出題されたりするので、文内に登場した単語や表現はしっかりと覚えておかなくてはならないのです。

こうして過去問の内容をしっかりと覚えておけば、類似問題や予想問題などにも対応することができます。

英語は知識です。ひとつづつ頭に蓄積させていき、徐々にチカラも伸ばしていきましょう。

 

3. 英検準1級の過去問は何度も解き直す

英検準1級の過去問は、何度も解き直すことが大切です。

英検準1級をより深く理解するためには、過去問を一度解いただけでは全く足りません。だからこそ、何度も何度も解き直すことが大切です。

さらに人間は忘れやすい生き物なので、本当に過去に出題された問題に対する解答のプロセスが身についているか、過去問の単語はしっかりと覚えているか、といったチェックが必要になります。

具体的な手順はこのようになります。

  1. 時間を計って問題を解く
  2. 解答・解説を理解する
  3. 単語・表現などを覚える
  4. 2・3週間後に解き直す
  5. 1〜4を繰り返す

基礎をしっかりと理解した後は、まず過去問を解いていきます。

ここでは時間を測り、本番と同様に問題に取り組んでいくことが大切になります。全ての解答が終了した段階で、答え合わせを行い解説を確認していきます。そして必要な単語や表現は、単語カードなどを利用して暗記していきます。ここまでで一周です。

しかし過去問は何度も解き直すことで、真の効果を発揮するのです。

1周したあと、2,3週間後にもう一度問題を解き直します。そうすることで、一回目に解いた時の解答へのプロセスが残っているかを確認します。もちろん暗記した単語や表現の確認を行います。

解き直しても未だに間違えている問題や、以前は出来たのに間違えた問題が浮き彫りになると思います。

そしたらもう一度、解答・解説を確認して、覚えていない単語や表現があるかどうかを確認します。

 

この手順を「全ての問題が正解となるまで繰り返す」のが理想です。

しかしながら、何度も同じような問題を解き続けるのは、問題への対応力という点において幅が狭くなってしまいます。したがって、少なくとも2回繰り返すのが良いでしょう。

基礎固めが終了した段階で、試験日までどれくらいの日数があるのかで調整して良いと思います。

何度も繰り返すことで、自然と語彙や長文の読み方のコツ、リスニングの聞き方のコツがつかめてくるはずです。解答のリズムを掴み、過去問から得られるエッセンスを最大限に習得していくことが合格への道です。

過去問から学び続ければ、知らずの内に英検準1級に対する回答力が身についてきます。

あとはそれを本番で開放するだけなのです。そのための準備・練習の意味合いがあるのが過去問です。過去問を使い続ければ、自ずと英検準1級に合格できるだけの英語力を備えることができるでしょう。

 

まとめ

以上、英検準1級に合格するために必要な「過去問の有益な活用法」を紹介してきました。

過去問は宝の山です。これをしっかりと胸に刻んでおいて下さい。なぜなら過去問は、過去に出題された「実績のある問題」であり、出題者の意図していることや、自分の現状との差を知ることの出来るツールだからです。

まずはじっくりと、出題された問題を頭に叩き込んでいき、合格に必要な、問題への解答力を養っていくことが大切です。リスニングも長文も単語も、とにかく出題されたものは、片っ端から覚えていきましょう。

「まずは過去問から」。これは英検準1級に合格するための鉄則です。

また英検準1級を真剣に対策するのなら、英検準1級の過去問までインターネット上で使える「【旺文社 英検ネットドリル】」がオススメです。英検準1級に合格するための練習はここで行いましょう。

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