複雑な英文を読む時は「文型」と「英文解釈」を意識【文章読解】

英文がちょっと長くなると、意味や訳がまったく取れなくなって困っている人、多いんじゃないでしょうか?

それは英文の主語や述語を見失ってしまっているのがほとんどの原因です。

そこで今回は「もっと長い英文が読みたいのに、正確な意味が分からなくなって読んでいる気がしない・・・」という人に向けた、英文をきちんと理解する方法と、その練習方法を解説していきます。

この方法を用いて練習を重ねていくことで、新聞や雑誌を読むこと、またTOEICや英検といった試験で高得点を取れるようにもなるのでオススメです。

本題に入る前に、まずはどうして長い英文が存在するのか?という根本的な原因から解明していきましょう。

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なぜ英文は長いのか?

私達はどうしても英文を長く感じてしまいがちです。どうして「やたらと長い英文」が続々と生まれていくのでしょうか?

原因は「修飾句が長い」から

長い英文が生まれる原因は「文章における修飾部分が長いから」に他なりません。参考として下の文章を確認してみて下さい。

I wrote a book that tells you a story how technology spreed around the world.

訳:私はテクノロジーがどのようにして世界中に広まったのか、というストーリーを描き出した本を書いた。

この文章に存在しているthat以下はすべて修飾部分となっていることが分かると思います。

このように英語では一つの言葉(名詞など)に対して修飾を後ろへと追記していくことが可能です。その親ボス的存在が「関係代名詞」なのです。上の文章を見てわかる通り「a book」という名詞に対して、何らかの説明を加えている部分がかなり長いですよね。

“a book”を就職している部分が”tells you a story how technology spreed around the world.“となっていて、この部分がやたらと長くなっていることがわかります。

このように修飾部分が長い英文は読みこなすのが大変です。では、このような英文をきちんと理解するための方法と練習の仕方を紹介していきます。

 

シンプルに英文を読む方法

英文を読んでいく秘訣は、シンブルに文章の本質を理解していくことです。具体的に言うと、「主語と述語に注目していく」ことを言います。先ほどの文章を例にみてみましょう。

I wrote a book that tells you a story how technology spreed around the world.

この文章の主語は「I」、つまり「私」です。そして述語はwroteになります。これはwriteの過去形ですね。

ここから考えると、この文章の骨格は「私は書いた」になります。正確に言うと、目的語のa bookを含んだ「私は本を書いた」というのが英文の肝になります。それ以降はすべて「どんな本なのか」を解説した部分なので「文章の核」ではありません。

シンプルに英文を理解していくと、英語の構造が見えてくるはずです。

英文の意味が取れない人は細々した部分をすっ飛ばして、主語や述語、目的語といった部分にだけ注目して文章の大まかな骨格だけを理解していきます。以下の英文を見てみてください。

I met a beautiful woman who wears a gorgeous dress designed by CHANNEL at the restaurant which is the most famous in this city, and I suddenly fault in love with her.

かなり大げさな文章にしてみました。カンマの後ろをandでつないでいるので、この文章は2つの文章で構成されています。文章の骨格はそれぞれ「私は綺麗な女性に出会った」と「私は彼女に恋をした」です。

それ以外はすっ飛ばしてもどうにかなりますね。

文章の意味を取る場合、「私は綺麗な女性に出会った」と「私は彼女に恋をした」に省略してしまっても、問題なく意味を取ることができます。

このざっくばらんにしても意味が取れること、を目指していくのがオススメです。それでは、このような複雑な構造を持つ英文を、よりスラスラと読み解くには、どんな練習が必要なのかを解説していきます。

 

英文をスラスラと読む練習方法

少し長く、複雑な英文を読んでいくには、どのような訓練が必要なのかを解説していきます。ここで紹介するのは、たったの2つの方法です。

  • 英文解釈を鍛えていく
  • 5文型を意識する

この2つを練習していけば、自ずと英語を読めるようになっていきます。私もこの2つの方法で、自然と英語を読めるようになったのですから、みなさんもきっとできるはずです。では、それぞれについて解説していきます。

 

1.英文解釈を鍛えていく

英語をより正確に読解していくには、それ相応の知識が必要になります。

それは英文法や語彙、構文といったものから、瞬時に文の要素を理解する理解力です。英文法や語彙については、英単語帳や参考書を中心に行うとして、瞬時に文の要素を理解するにはどうすればよいのか?

その答えは、英文解釈のスキルを伸ばしていくということです。

つまり、英文解釈に特化した参考書に取り組んでいくことになります。私がオススメしているのが「ポレポレ英文解釈」、「英文読解の透視図」、「英文解釈教室」、「思考訓練の場としての英文解釈」のどれかです。

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先に上げた4冊はどれも応用編であり、国内の英文解釈に関する参考書でもトップレベルの難易度となっているので、自信がついたあと、もしくは自信のある人は取り組んでみてください。取り組み方は簡単です。まずは問題を解き、回答や解説から文章の崩し方を覚えていくことです。

これを丁寧に、一つ一つの英文にじっくりと取り組むと、自然と英語を細かくして理解することができるようになります。

ここまでくると、TOEICのパート5の問題が良い練習になります。「TOEIC文法 超特急」に取り組んで、文の要素をつかむ訓練を続けていきましょう。

 

2.英語の5文型を意識する

英文解釈のトレーニングで行ってほしいことがあります。それはどの英文を読む時も「英語の文型を意識すること」です。英語の文型には以下の5つのタイプがあります。

  • 第一文型SV:I run.
  • 第二文型SVC :She is beautiful.
  • 第三文型SVO:I wrote a book.
  • 第四文型SVOO:I give her a pen.
  • 第五文型SVOC:I call him Jon.

文法を意識しながら英文解釈に取り組んでいくと、よりはっきりと英語の要素が掴みやすくなります。

もっと大胆に言ってしまうと「英語はたった5つのパターンから出来上がっている」ということになります。ここにたどり着けると、英語の読解スキルが一気に向上し、英語を読むことが楽しくなってきます。英語の文章が、楽しいパズルのように感じられるでしょう。

はじめは英文解釈と一緒に、「主語、述語、目的語・・・、これは第○文型」と考えながら英語をシンプルに捉える訓練を続けてみてください。

 

まとめ

以上、少し長い英文を読みこなす方法と練習の仕方を紹介しました。

このエントリーは、私が留学前に取り組んでいた英文解釈の方法です。というのも、大学に留学すると課題の山に追われることになります。なので、できるだけシンプルに中身を捉える訓練が必要だったからです。

その一つの解法として、構造から英語を読み解いていく、という手法も一部参考にしていました。

また、TOEICを教えていた時も、英文解釈の方法を教えこむことで、読解に強い受験生を育ててきました。まずは英文解釈の参考書に取り組みながら、文型に意識を向けてみましょう。

文型が分からない人は中学生向けの英語参考書を1冊手にとってみて下さい、あなたがより早く、より正確に英文を読めるようになることを祈っています。

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